できるじぃじ、できるパパに大変身!男2代の子育て講座開かれる ~ソフリエ・パパシエ資格認定~

2月12日(日曜日)、黒崎コムシティの7階にある子どもの館にて「男2代の子育て講座」が開かれた。この講座は近年重要視されてきた男性の家事育児参加を推進するためのもので、参加対象者は1歳未満及び1年以内に誕生予定の子どもがいる父親と祖父。全プログラムを受講した参加者は母親の育児の補助役ではなく、独立して育児を実践する資格を持った「ソフリエ」(祖父)、「パパシエ」(父親)として認定される。内容は「NPO法人エガリテ大手前」の提唱する学習プログラムに基づいて進められており、同団体の協力を得ながら北九州市子ども家庭局が主催し、「NPO法人子ども未来ネットワーク北九州」が運営している。

※「ソフリエ」・・・「祖父」と「ソムリエ」をかけた造語

「パパシエ」・・・「パパ」と「パティシエ」をかけた造語

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現在、北九州市では小倉と黒崎で年に二回開催されており、毎回の参加者数は20名ほどだという。今回の講座の参加者は父親10名、祖父3名の計13名で、父親と祖父の親子での参加や夫婦での参加も見られた。日常編や離乳食試食編など様々なプログラムがあり、心理学の面から育児中の母親の心理や夫婦仲を良好に保つ方法を学んだり、実際に育児をする上で必要な器具を使用したりしながら実習形式で学ぶことが出来る。人形を使った沐浴実習では、慣れない手つきで沐浴させる参加者に講師の先生が丁寧に指導する様子が見られ、参加者の表情は戸惑いつつも真剣そのものだった。「沐浴は子どもとのコミュニケーションだけでなく、その日の体調や様子を知ることが出来る大切な時間」と、講師の大橋静香氏は沐浴の重要性を訴えた。

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北九州市によると、講座を始めた平成21年度からこれまでに約140人の「ソフリエ」、「パパシエ」が誕生しているという。最近は参加者数が落ち着きつつあり、伸び悩みがあると担当の光井さんは言う。産婦人科や子どもがよく利用する施設に配置したチラシや、同市のホームページによって参加者を集っているものの、育児に消極的な男性の巻き込み方、この講座に自発的に参加してもらうにはどうすればよいのかなど、課題も見えてきた。

社会的に女性の自立支援が重要視されてきたことなどから、現代は男性も育児に参加することが当たり前になりつつある。この日の参加者の中には「50年前の子育てとの違いを知りたい」という思いで参加した男性もいるように、子育てに対する世代間の知識ギャップの解消にもつながるだろう。育児に関して自信がない方や、あまり知識がない方はぜひこの講座に参加してみてはどうだろうか。

 

男2代の子育て講座

お問い合わせ先

子ども家庭局 子ども家庭部総務企画課

電話:093-582-2280

 

記事:北九州市立大学 鳥越小由姫・大石早和

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