高齢社会をよくする北九州女性の会

日本で少子高齢化・人口減が進むなか「高齢社会をよくする北九州女性の会」が1985年に設立されて今年で31年目を迎える。

この団体は、1985年、性による不平等が世界的に問題視される中、男女格差が埋まりお互いを尊敬しあえる社会に近づけるために発足した。

以来、少子高齢社会をより望ましいものとするための様々な学習・啓発活動と併せて実践活動や事業を行ってきた。高齢者や高齢者をとりまく家族を支援すると同時に若年世代の子育て支援を行い、女性の自立と社会参画の場を創り出すことを目指している。

主な事業としては、70代~80代の高齢者を中心に市民センターや公民館で食事を作り、配送までを行う「配食サービス」がある。このサービスは市の理解を得て40食からスタートした。10年後には1週間あたり1500食を提供するまでに拡大し、現在まで30年間続いている。

自分一人のために食事を作るのが面倒になり、インスタント食品などで手軽に済ます高齢者も多いという。その結果、十分な栄養がとれず、体の衰えにつながることもある。そうした高齢者に、栄養バランスと食の安全に配慮した食事を1食500円で提供することで、健康な生活を維持しようというのが配食サービスのねらいである。また食事を直接高齢者へ届けることが、安否確認や交流にもつながる。高齢社会をよくする北九州女性の会では、これを“心をつなぎ合う”活動だと位置づけている。

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この他にも見守りや話し相手、家事援助を中心とした高齢者支援サービス「やさしい手」や、子どもたちの大切な育ちの一端を引き受ける子育て支援サービス「グランマ」などの活動を行っている。

これらの活動は高齢者を支援するだけにとどまらず、現代において希薄になっている地域住民や高齢者との交流を増やすという目的を持っている。

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今後は、高齢者の一人暮らしによる社会的孤立や経済的負担を軽減するために、高齢者によるシェア・ハウジングの在り方を考え、実践していきたいという。代表の冨安兆子さんは「時代の流れに即して女性が自分の力を発揮できる社会を北九州の地に創り出したい」と話す。

このシェア・ハウジングのシンポジウムが以下の日程で開催される。

日時 2017年3月11日(土)13:30~16:45分(受付13時~)

場所 北九州市立生涯学習総合センター(3Fホール)

参加費 500円

コーディネーターとして冨安さんも参加することが決まっている。高齢社会について考えるきっかけとして是非参加してみてはどうだろうか。

 

【お問い合わせ】

高齢社会をよくする北九州女性の会

〒803-0816 北九州市小倉北区金田1-1(金田公団4号棟505号)

TEL (093)583-7604

FAX (093)583-7364

活動 月・水・金 10:00~17:00

火・木・土   13:00~17:00

URL http://josei-kyj.sakura.ne.jp/wp/

代表者 冨安 兆子(とみやす よしこ)さん

 

記事:和田 侑博・齊脇 大駿

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